「ここからは時間外労働です」
アニメ・呪術廻戦 第10話「無為転変」のネタバレを含む感想です!

冷徹なようで実は熱い男、七海の魅力が伝わる回でした!
ちなみに原作漫画は読んでいないので、アニメ版に限った感想となります。
完全に初見の純粋な感想になりますので、おかしな部分があるかもしれませんがよろしくどうぞ。
前回の感想記事はこちら↓
▶アニメ呪術廻戦 第9話「幼魚と逆罰」ネタバレ感想★ミミズ人間の元ネタはムカデ人間?
アニメ「呪術廻戦」第10話 ネタバレ感想
映像研の部室で部員たちと楽しく映画の話をする吉野順平。
そこへ不良たちがやって来て、部室を乗っ取られてしまう。
DVDを取り返そうと抵抗した吉野は不良たちにボコられる。

MMAのジムに通って強くなって、逆にボコボコにしちまえよ。
順平くん。
下水道。
吉野は真人に、愛の対義語について語る。
愛の反対は無関心。
好きの反対は嫌い。と哲学的な話をする。
みんな言葉遊びが好きなのだ。
なぜなら、人間はいいわけをないと生きていけないから。
そう語る真人は人間を変形巨大化させたもの、縮小させたものを吉野に見せる。

この作者さん、哲学だったり色々と博識ですよね。
僕は今まで生きてきて愛だの好きだの、そんなことの定義について考えたこともなかったな(アホ)
人間には心はなく、魂しかない。
魂はただ自然に存在するものであり、命には価値や重さなどない。
お腹が減ったら食べるように、憎い相手は殺せばいいと説く真人。

わからんでもないけど、そんなことしたら社会全体が北斗の拳の世紀末状態になりますよ?それでもいいんですか?真人さん?順平くん?
ヒャッハー!
伊地知と虎杖コンビは吉野順平を追う。
順平を拘束するかどうかの説明準備をする。
呪術師の2級は呪霊の2級に勝るが、1級の呪霊には劣るなど。
いつもの世界観設定説明。

毎回おなじみのゲームの説明書的なシーン。
いつも頭パープーにして聞いています。
下水道では七海が真人と対峙し、いきなりバトル開始。
真人の術式は魂に触れその姿を変えてしまうというもの。
無為転変。
形を変えた人間はいつか死んでしまうけど、呪術師はどうなのかな?と不気味に語る真人。
七海は時間を確認し、18時には仕事を切り上げると宣言する。

サラリーマンの鑑です。
サービス残業なんてクソだ。
吉野順平が学校をサボり外を歩いていると、家の前で学校の先生に出くわす。
例の不良三人が亡くなったのに葬式に行かないのか?お前仲良かったじゃないか。
その言葉に怒りと教師の無能さを感じる吉野は、教師を呪術で殺めようとする。
その瞬間、低級呪霊を抱えた虎杖が乱入。
呪霊が見えていると知った虎杖は、吉野を連れていこうとする。
しかしそれを邪魔する教師。
虎杖は先生のズボンを脱がし、ズボンを持って走り去る。
それを追う先生。
追い払いに成功した虎杖は、吉野の後ろから現れ、吉野を連れて行く。

僕も先生を好きと思ったことは一度もありません。
大変そうだな〜とは思うけど、尊敬できるな〜と思った教師はいなかったな。
そもそも学校自体が大嫌いだった(自分語り)
七海と真人のバトルその二。
仕事に私情は持ち込まないをモットーにしている七海。
しかし変形された元人間の泣く姿をみて、魂が揺さぶってしまっているのを真人に見破られてしまう。
真人に触れられるが、無意識に魂を呪力ガードしているらしく何とかセーフ。
あと2、3回触れられたらアウト。
18時を過ぎていることに気づく七海。
七海の右手に強大な呪力が宿り始めるのに気づく真人。
「ここからは時間外労働です」
おわり。
アニメ「呪術廻戦」第10話 感想まとめ
今回のメインは七海vs真人の下水道対決でした!
仕事に私情をはさまない、定時の18時には仕事を終らせる。
モットーを守りながら戦う七海のキャラが際立っていたように思います。
そして人間の命に価値などなく、ただそこにあるものでしかない。
ある意味何かを悟っている真人という暗黒のキャラクターも、その形がはっきりと見えてきたようにも思います。
そしてその考えに感化されていく、いじめられっ子の吉野順平くん。
真人の考えや感情に共感できると思う人はけっこう多いのではないかなと思います。
もちろん、ムカつくやつがいたら殺せばいいなんて、それは許されることではないし、非道徳で短絡的すぎますが。
でもそれが可能なのであれば、そうしてみたい。
そんな妄想や願望を持つ人は多いのでは。
こんな話は他人には出来ないし、していないだけであって、心の奥底に存在する「闇」は誰しも抱えているのではなかろうか。
それを具現化したのが、真人という闇の底から生まれたキャラクターなのではないでしょうか。
真人は人類の敵であり嫌悪感を感じさせると同時に、無意識的にどこか共感できる部分を持っている、という2つの感情を喚起させる魅力的なキャラクターだと思います。
それに立ち向かう平凡なサラリーマン。
みたいな図式が面白かったですね!
話は変わりますが、単行本の1〜2巻だけ読みました。
原作も面白いけど、やっぱりアニメ版のクオリティはめちゃくちゃ高いんだな〜と思いましたね。
作画はもちろん、BGMや演出も最高で文句なしの出来だと思います。

いつか最終回が来ると思うとやるせないものがあります…
原作漫画「呪術廻戦」はこちらから
「呪術廻戦」の原作漫画です。
Kindle(電子書籍)またはコミック(紙)はこちらからどうぞ!

【掲載誌】週刊少年ジャンプ
【原作者】芥見下々
アニメ版「呪術廻戦」の動画視聴はこちらから
アニメ版「呪術廻戦」はアマゾンプライムビデオで視聴できます。
もう一度観たい、まだ観ていないという方はこちらからどうぞ!
ついでに読む? Twitterでホラー漫画を公開中!
アニメの感想とは別に、Twitterで自作のホラー漫画をアップしています。
よろしければフォローお願いします!
Twitterに載せたホラー漫画はこちらで全部読めます。
コメント