サイコパスカルト集団から逃げ回れ!
鬼ごっこ系スリラー・ホラー映画「KRISTY クリスティ」(アメリカ、2014年公開)をAmazon Primeで視聴しました!

いきなりすいません。正直、あまり面白くなかったです。
でもこのブログは後学のために、面白くなかった作品も記事に残しています。
以下、ネタバレを含むあらすじと、感想になります。
ホラー映画「KRISTY クリスティ」あらすじ
大学生のジャスティンは、感謝祭で友人や恋人たちが実家に帰る中、一人で大学で過ごす事になった。
コンビニで買い物をしていると、フードを被った怪しげな女に「美人でいい車に乗っていて、善良な心を持っている」と難癖をつけられ、車で煽られる。
大学の寮に戻ると、フード女とその他3人の仮面を被った男がジャスティンに襲いかかる。
ジャスティンは警備員や近所の男性に助けを求めるが、仮面集団に襲われてことごとく失敗する。
そこへジャスティンの彼氏が助けに現れるが…
善良な女子大生が、仮面を被った謎のカルト宗教集団に襲われるという話です。
敵が突然現れて、ドン!と効果音でビックリさせる、王道的な演出が多めでしたね。

あまりビックリしませんでしたが…。
予告動画・キャスト
オリー・ブラックバーン
【脚本】
アンソニー・ジャスウィンスキー
【キャスト】
ヘイリー・ベネット、ルーカス・ティル、アシュリー・グリーン、マシュー・セント・パトリック、ジェームズ・ランソン
ホラー映画「KRISTY クリスティ」感想(ネタバレ注意)
【個人的評価】★★☆☆☆

★2.4ってとこですかね…。
個人的にですが、面白いか、つまらないかと言われたら、「つまらない」です。
そこでなぜつまらないのか考えてみた。
偉そうに書いていますが、敬意を持った上での個人的批評です。
ただの鬼ごっこですやん
主人公が敵に狙われて、大学の施設内を走って逃げる。隠れる。
しかし見つかってしまい、再び走って逃げる。隠れる。
でも見つかってしまい、またまた走って逃げる。そして逃げる。

ただこの繰り返し!
こうゆう展開は正統派ホラーのセオリーなのかもしれないけど、特にそこまで衝撃的なシーンなどもなく、ただただ淡々と走って逃げる。
白いご飯を口に入れた後、たくあんを頬張って咀嚼。白いご飯を口にして、たくあんを咀嚼。
ただひたすらそれだけを繰り返していて、たまには違う味の物が食べたい!という欲求が満たせないままご飯が空っぽに…。みたいな。
正直眠くなりました…。
主人公ジャスティンの覚醒に無理がある
映画の後半になると、愛する彼氏がやられてしまい、ここからジャスティンの逆襲パートに切り替わります。
やっつけてやる!と。
バットを装備したり、戦闘モードに入ります。
そしてプールでの死闘や、シャワー室での謎の経験豊富な戦闘スキル。
泣きながら逃げ回っていたリア充のお姉ちゃんが、お前何者やねんっていうくらいに覚醒して強くなります。
前半のパートで、ジャスティンが大学の中を走ったり、泳いだり、バットを振ったりしていますが、一応これが強化版ジャスティンに変貌する伏線となっているようです。
しかし、ほんの数日間運動しただけで、一般人のか弱い女子大生が突然特殊部隊の軍人ばりに強くなるっていうのは無理があると思います。
数年間の軍事的修行を積んだ…とか、父親が軍人で幼い頃から鍛えられていた…とかならともかく。
この辺もただのご都合主義で、リアリティを感じられなかったです。
類似作品と比較すると振り切れていない感じがした
殺戮ゲーム(人間狩り)に巻き込まれる系の映画だと、ファニーゲームとかパージとかを思い出します。
ファニーゲームは心理的に恐ろしくて、ナイフで心臓をなぞられているような胃に悪い映画でした。
パージは設定が漫画的でエンタメ色が強いですが、ブッ飛んだ世界観に振り切られていて、なんだか爽快に感じました。
今回の「KRISTY クリスティ」はそのどちらも欠けていて、王道的な恐怖演出はあるものの、中途半端な印象が残りました。
特別怖いわけでもなく、特別カッ飛んだ内容でもなく。

自分もホラー漫画を描いているので、逆に勉強になります。これがなかなか難しいところなんですよね〜。
「KRISTY クリスティ」の動画配信
僕はAmazon Primeの字幕版で視聴しました!
吹き替え版は見当たりませんでした。
まとめ
- すいません。あまり面白くなかったです
- ただの鬼ごっこですやん
- 主人公ジャスティンの覚醒に無理がある
- 類似作品と比較すると振り切れていない感じがした
偉そうにクダクダと意見を述べてしまいましたが、あくまでも僕個人のつまらない感想です。
じゃあお前のマンガは面白いのか?と問われたら、シュン…と子犬のように縮こもってだんまりしてしまうでしょう。
僕も修行中の身なので、考えていることは未熟で間違っている可能性は高いです。
その考えはおかしい!という意見がございましたらご指摘下さい。
意見を言うというのは、一定の人から否定されて嫌われる可能性を含むものです。
もちろんそこは覚悟の上で記事を書いています。

かっこつけてんじゃねーよ。
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