「決してその鏡の前に立ってはいけない…」
ホラー映画「オキュラス 怨霊鏡」(原題:Oculus)をAmazonPrimeで視聴しました!
以下、感想とネタバレあらすじになります。

偉そうに語る部分がありますが、自分の勉強にもなるので好き勝手書かせてもらっています。
「オキュラス 怨霊鏡」あらすじ
しかし母親は父親に虐待の末殺害され、父親も息子に銃で撃たれて死亡という事件が起きてしまった。
子供達は救出されるが、弟のティム(当時10才)は父親を銃殺した容疑で精神病院へ移送される。
11年後、病院から退院許可の出たティム。姉のケイリーはティムを迎えて新しい生活を送る。
しかしケイリーは11年前の事件を検証し、呪われた鏡によって引き起こされた事実を証拠として集め、世間の人々に実証するために行動に出る。
予告動画・キャスト
キャスト●カレン・ギラン、アナリース・バッソ、ブレントン・スウェイツ、ギャレット・ライアン、ロリー・コクレーン、ケイティー・サッコフ、ジェームズ・ラファティ、ミゲル・サンドバル、ケイト・シーゲル
「オキュラス 怨霊鏡」感想(ネタバレ注意)
【個人的評価】★★★★☆

結論を言うと、なかなか面白かったです!
僕のホラー映画評価の条件の一つとして、作品内に出て来る「悪霊」「ゾンビ」「クリーチャー」などの造詣を重要視しています。
本作に出てくるのは鏡に取り憑いた「白目の悪霊」ですが、ビジュアル的にすごい怖い!
こいつがモニターの中に現れた時はゾワゾワッとしましたよ。
この時点で僕の中でかなりの好感触でした!

単純なやつだな。
現実なのか幻覚なのか
科学 vs 悪霊という図式が面白かった。
優しくて普通の親が、呪われた鏡のせいでシャイニングのようにだんだん狂っていき、子供たちを襲ってくる。
後半から過去と現在が入り混じり、現実なのか幻覚なのか分からなくさせてくる演出は本当に素晴らしかったですね!
精神病から出てきたばかりの弟が見ていたものは、もしかして本当にただの幻だったのかもしれないし、現実だったのかもしれない。
そういった見方をしたら、とても奥深い内容になってくると思います。
家や土地の呪いによって親父が狂っていく作品といえば、スティーブン・キング原作・Netflix限定映画の「1922」もクッソ面白かった!
痛い!シーンはやっぱりここ
悪霊の幻影にひっかかり、リンゴを食べたと思ったら電球で、口の中が血まみれになるシーン。これは痛怖!
なんか漫画のジョジョっぽい演出だと感じてしまったのは僕だけでしょうか。
第五部に出てくるメタリカというスタンド。体内にある鉄分をカミソリとかに変えて、口の中から大量のカミソリが血塗れになって飛び出してくる!みたいな感じで。

っていうか逆に荒木飛呂彦先生が映画の影響を受けているから、そうゆう演出が多いだけなのかもしれなけいどね
子供が大人に襲われる展開はお約束
子供が大人に襲われるシーンはやはりハラハラする。
定番だけど基本中の基本演出ですね。
幸せだった家庭で暮らしていたのに、だんだんお母さんが暴力を受けはじめ、虐待され、やがて子供たちにも魔の手が…
というホラー映画はこうでなくちゃ!という王道的な展開です。
子供とか老人とか、自分より存在として弱い者が暴力を受けて殺されてしまうかもしれない…というシーンは、見る側の不安感をより強く煽る効果があります。
それでも映画の中で、子供が56されることは滅多にありません。
なぜならば、子供がころされるシーンを挿入すると、スポンサーが付きにくくなるから…という話をどこかで聞いたことがあります。

なので安心して映画を観てください(誰だお前)
でも逆に言えば、子供が56されるシーンを堂々と入れている作品は、かなりエッジの効いた作品だといえますね。別に見たくないけど。
マイク・フラナガン監督が『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ』の監督に抜擢
本作の監督であるマイク・フラナガンが『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ』の監督に抜擢されたようです。
親父が狂っていく系の映画で、このクオリティのものが作れるのなら納得ですね。
僕はまだ観ていないのですが、安く見れるようになったら視聴したいと思います…

せっこ。
「ドクタースリープ」本編はこちらで視聴できます↓
「ドクタースリープ」の原作小説はこちらになります↓
続編は?
色々と調べてみたのですが、続編の予定は無いようです…。
残念!
この鏡との因縁を最後まで見届けたいと思うのは、僕だけじゃないと思います!

続きが見たいぞ!
まとめ
- 出てくる幽霊がけっこう怖い
- 現実なのか幻覚なのかわからないのが怖い
- 痛いシーンは電球の破片が口から出てくるところ(ジョジョっぽい)
- 子供が大人に襲われるお約束の展開(けど死なない)
この映画は何の前情報もなしに、適当にAmazonPrimeで探し当てて観た映画でした。
最初はそこまで観る気はなかったんだけど、結果的に観てよかった!と思えた作品でした。
そうゆうパターン、最近多いっす。
では、次のホラー映画感想でお会いしましょう。
こんな拙い感想ブログですが、最後まで読んでくれてありがとうございました。
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