映画『ペット 檻の中の乙女』感想・あらすじネタバレ:ただの監禁映画じゃなかった!

スポンサーリンク
ペット檻の中の乙女_タイトル ホラー映画/洋画

「僕は君を救いたい」

 

監禁サスペンス映画「ペット 檻の中の乙女」(原題:Pet、2016年公開)をAmazonPrimeで視聴しました!

(当ブログではホラーというジャンルで一括りにしています。)

けっこうグロいシーンもあるしね…。

 

後で知ったけど、スペインとアメリカの合作だったんですね〜。

話の展開はすごい面白かったけど、分かりにくい部分があって感情移入できなかったかなあ。

そんなこんなで以下、ネタバレ感想と大まかなあらすじになります。

スポンサーリンク

映画「ペット 檻の中の乙女」あらすじ概要

映画ペット檻の中の乙女_01

保健所で働くセスは、ある日通勤バスの中で同じ高校出身のホリーと出会い、恋心を抱く。
ホリーをストーキングし続け、保健所の地下に自作の檻を設営し、そこへホリーを監禁してしまう。
ホリーが毎日書いていた手帳を読むと、ホリーの本性がそこに書かれていた。
セスは愛するホリーを救うために監禁し続けるが、刑事に犯行がばれかけてピンチに陥る。

予告動画・キャスト

「ペット 檻の中の乙女」予告編
監督●カルレス・トレンス
脚本●ジェレミー・スレイター
キャスト●ドミニク・モナハン、クセニア・ソロ、ジェネット・マッカーディ

映画「ペット 檻の中の乙女」感想(ネタバレ注意)

【個人的評価】★★★☆☆

★2.6…です!面白かったけど、ちょっと惜しい!という感じ。

最初この作品を観る前は、「監禁ものとかあんま観る気しないなあ…」と思っていました。

監禁というと、虐待・拷問・生き地獄とかそういったものを連想してしまいます。

でもブログのネタにもなるし、作品を選んでる場合じゃない!

という気持ちで思考停止状態で視聴スタート!

 

ふんふん。

主人公に好きな女が出来て、ストーカー行為をするのね。

ふんふん。

で、監禁してしまうと。

ふんふん。

で?

ふんふん。

フンフン。

 

ふ…

 

ん……?

 

なっ!?

 

以下、完全ネタバレになりますのでご注意を。

 

まさかの斜め上展開で脚本が面白い

映画ペット檻の中の乙女_02

ストーカーのセスに注射を打たれ、檻に閉じ込められたホリー。
やがて衰弱していくのだが、妄想の親友クレアを生み出して語りかける。
しかし実はクレアはホリーの恋人エリックと浮気をし、怒ったクレアは交通事故を起こして彼女を殺害していたのだ。
それを機に殺人鬼に目覚めたホリー。
夜な夜なホームレスを襲撃し、殺人を繰り返して己の欲求を満たしていたのだった。
セスはホリーの日記を読んで、ホリーを救ってやりたいという気持ちで監禁したのであった。

ただの陳腐な監禁物語と思いきや、「サイコパス女に恋をしたストーカー男の歪んだ純情物語」だったのである。

個性的な組合せだけど、一言でいうとログラインはそんな感じでしょう。

 

この映画の一番の見どころはこの意外性の部分でしょう。

まさかの展開に脳汁が出ること間違いなし。

保健所の動物施設という設定が良い

映画ペット檻の中の乙女_03

主人公のセスは保健所で殺処分を控えた保護犬たちの世話をみるバイトをしています。

犬が殺処分される時は悲しい気持ちになるセス。

セスは変態ストーカー男だけど、動物を愛する心優しい一面もあります。

 

そんなセスが、愛する犬たちに囲まれた職場の地下で、愛する女性を犬(ペット)のように愛するわけです。

職場は犬の鳴き声や、空調の音で、女の叫び声も聞こえにくくなるというメリットがあります。

職場の地下に女を監禁するというのは、ちょっと強引だけど、こういった環境のメリットがあることを提示することで、話の説得力を生んでいます。

それでも無理はあると思うけどな。

 

僕はこういった、職場などの一人だけの空間で、こっそりと何かを育成する…みたいなシチュエーションが好きなんですよね。

楳図かずおの『14歳』の第一巻ではそういったシチュエーションで、謎のチキン人間を育成する…という内容だったので、はじめて読んだ時は興奮しましたね〜。

 

ホリーの考えに理解が追いつかず感情移入できなかった

映画ペット檻の中の乙女_04

ホリーが親友のクレアをブチ殺し妄想に話しかけていた、まさかの殺人鬼だったという点は良かったんだけど、この辺りで「愛がどうのこうの」「孤独がどうのこうの」言い始め、僕には何を言ってるのかちょっとわかりませんでした。

それはもう、サンドイッチマンばりに。

理解をしていないまま話が進むので、どうしてホリーは黒人のネイトを殺すの?どうして?とわからないことばかり。

ひとつ分かったていたのは、セスとしては殺人鬼のホリーをこのまま社会に放っておけないので、愛するがゆえに檻の中にに監禁するしかなかった…ということです。

 

ホリーの行動の動機がいまいち理解できず、話は急展開。

ラストはなんとセスが逆に檻に監禁され、失明して動物のようになってしまった…というオチ。

どうやって警察の捜査を切り抜けたのかとか、首の頸動脈を切られたセスは何故無事に生きているのかとか。

ご都合主義な部分が目立ったのも気になりました。

 

視聴した後にちょっと理解できたこと

視聴した翌日。

時間を置いてやっと意味がわかってきました。

 

なぜホリーは黒人のネイトを殺させたのか?

 

普通は自分が監禁されていたら、警備員のネイトに助けを求めるはず。

なのに監禁者のセスにネイトを殺させたのにはワケがあったのです。

ホリーはセスにサイコパス殺人鬼だとバレてしまったので、仮にここを逃げ出しても警察に捕まってしまう可能性があるから。

そしてセスをマインドコントロールして、この先、自分の思うがままに操れる自信があったから。

だと勝手に思っています。

まとめ

  • まさかの展開で脚本が面白い
  • 犬に囲まれた保健所に監禁するという設定がよい
  • ホリーの動機が理解できなかった

強引だったり、理解が難しかったりする部分はありますが、比較的好きな映画でした。

人におすすめはしないけど、暇だったら観てみたら?といった具合でしょうか。

映画ファンなら観ておいて損はありませんが!

記事一覧はこちら

他にも感想記事を書いています!

ついでに読んでみる?

▶記事一覧

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました