「その設定、ガバガバすぎ」
音を立てたらおしまいよ!
ホラー映画「クワイエット・プレイス」(原題:原題:A Quiet Place、2018年、アメリカ)をAmazonPrimeで視聴しました!

ただのホラー映画ではなく、家族愛を描いた感動スリラー作品でしたね
以下、ネタバレあらすじと感想になります。
ホラー映画「クワイエット・プレイス」あらすじ
隕石が落下し、エイリアン(のような怪物)に支配された地球。
エイリアンは目が見えないが、音に反応し、襲いかかってくるという設定である。小さな子供3人と両親の5人家族は、物音を立てないようにして静かに暮らしていた。
次女の女の子が音のなる飛行機のスイッチを入れてしまい、エイリアンに襲われて死亡。
原因は長女がおもちゃを与えたからだった。

ここでこのアホ長女にイライラしたのは僕だけじゃないはず
それから1年後ほど、母は妊娠していた。

この状況で子供作るとか…どんだけよ
家でひっそりと幸せに暮らしていた4人だったが、ある時、物音を立ててエイリアンの襲撃に遭ってしまう。
ちょうどその頃、自分のせいで死んだ次女の墓参りをしていた長女と、次男と食糧探しに出ていた父は外に出ていた。
母親は一人でエイリアンの襲撃に遭うが、陣痛が来てしまい、絶体絶命のピンチに。

いろいろとノープランすぎ
父と息子たちはその異変に気付き、花火を鳴らしてエイリアンの意識を背ける。
父は妻の元へむかい、長女と次男は合流。
妻の出産は成功し、無事を確認すると、父は子供達を救出するために再び外へ出る。
子供達はエイリアンに襲われてしまう。
父は子供たちを助けるために、自ら犠牲になってエイリアンに殺される。
母と合流した子供達はエイリアンに殺されかけるが、父が作っていた補聴器?みたいなものをマイクで流すと、エイリアンは雄叫びをあげて震え上がるという事実を知った。

エイリアン…弱くね…?
なんでこんなやつらに人類絶滅されかけてんの…?
ピンチになった時、長女が補聴器を鳴らし、母がショットガンでエイリアンを撃ち殺した。
これがエイリアンの撃退方法だと知り、母はショットガンをリロードした。

いやだから…弱……
おわり
予告動画・キャスト
【監督】ジョン・クラシンスキー
【脚本】 ブライアン・ウッズ(英語版)
スコット・ベック(英語版)
ジョン・クラシンスキー
【原案】ブライアン・ウッズ
スコット・ベック
【製作】マイケル・ベイ
アンドリュー・フォーム(英語版)
ブラッドリー・フラー(英語版)
【製作総指揮】セリア・コスタス
ジョン・クラシンスキー
アリソン・シーガー
アーロン・ジャナス
【出演者】エミリー・ブラント
ジョン・クラシンスキー
ミリセント・シモンズ(英語版)
ノア・ジュープ
引用:wikipedia
ホラー映画「クワイエット・プレイス」感想(ネタバレ注意)
【個人的評価】★★★☆☆

あらすじのコーナーでは色々とつっこみましたが、総合的に見てなかなか面白い映画でしたね!
設定ガバガバ&娘にイライラ
気になるのは設定がガバガバで、つっこみどころが多すぎるという事。
あえてリスキーな行動を取りまくって、襲われる確率を高めすぎているのもご愛敬。
そしてエイリアン(何なのかわからん)が弱すぎる…。
スピードと攻撃力はすごいんだけど、防御面はガバガバで、普通に鉄砲で倒せるんなら軍隊の兵器で余裕で殲滅できたはずでしょう。
そして反抗期の娘の行動や態度にもイライラ。
もちろん映画の中の出来事ですから、本気で怒っているわけじゃないけどさ。
最初のエピソードで、一番下の子に音の鳴るおもちゃを渡すという愚行も。
まあまだ子供だから…と、それは分かる。分かるんだけども!
こうゆう子供の愚行が後々の凄惨な事件を生むというパターンは、「パージ」にもありましたね。
この映画の息子(クソガキ)がなんであんな事を…!みたいな。
っていうか、あのエイリアンはなんで人間を襲ってんの?
何がしたいの?
どこから来たの?
…と、その辺もいつか次回作辺りで教えてくれたら嬉しいな。
本作の爆弾は妊婦の妻
「音を立てたらブチころされてしまう」という世界で、赤ちゃんをお腹に宿している母親。
赤ちゃん産まれたら泣き声どーすんのよ!?というハラハラ感がずっと続き、クライマックス手前でとうとう生まれてしまいます。
このハラハラ感が本作のキモになっていて、一番の見どころになっていると言えるでしょう!
最初から最後までずっと地下シェルターに隠れながら、静かに読書して紅茶飲んで、さあ明日はどの本を読もうかな…みたいな内容だったら誰も観てくれませんからね。
そこは敢えて、視聴者のツッコミを覚悟の上で妊婦を登場させたのでしょう。

でもこのくらい攻めた方が、作品って面白くなりますよね。
細かいことは気にすんな!
…とはいえ、音を立てたらやられてしまう!というハラハラとしたスリル満点の世界観と、テンポの良い展開や父親の家族愛が、ツッコミどころを凌駕しているように思いました。
要するに、細けぇことは気にすんな!
…という心持ちで視聴すれば、愛に溢れた良質なスリラー映画ですね。
クワイエット・プレイスは映画館で観た方が面白い?
映画館で観た人達も、上映中はかなり静かだったと聞きます。
作品と共鳴して、館内も静まりかえってしまったのでしょうね。
その緊張感が更に作品を面白く感じさせたのかもしれません。
これは「絶対に笑ってはいけない」と同じ心理ですね。
笑ってはいけない!と言われると、緊張感が漂い、妙に観察力が上がってしまって、ちょっとしたことで笑いそうになってしまうという。
そうゆう人間の心理をついて作られたと思うので、そうゆう意味ではとても良いエンターテイメント作品ですね!
まとめ
- 設定ガバガバ&娘にイライラ
- 本作の爆弾は妊婦の妻
- 細かいことは気にすんな!
- クワイエット・プレイスは映画館で観た方が面白い?
個人的な感想を色々と書きましたけど、世間の口コミを見てみると、案外「泣いた」という声が多かったように思います。
みんなピュアな心を持っているんだなあ。

僕は一ミリも泣けなかった。マインドが穢れているのだろうか
Amazon Primeで視聴しました!
「クワイエット・プレイス」はアマゾンプライムで視聴しましたよ!
サクサク観られておすすめです。
吹き替え版もあるので要チェック!
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