ホラー映画「クライモリ(wrong turn)」(2003年オリジナル版)をAmazon Prime Videoで視聴しました。
20年くらい前の映画ですが、邦題が「クライモリ」から「間違ったターン(wrong turn)」に変更されたようです。
新人社員が直訳したミスか?とか、版権問題によるタイトル変更なのか?と噂されておりますが、本当のところは今の所わかっておりません。
2021年にリブート作品「クライモリ」が公開されるので、旧作のタイトルを変更したのかもしれませんが、なぜ変更したのかはまったくわかりません。

ま、すっごいどうでもいいけどね。
しかし…
「間違ったターン」てて。
ホラー映画「クライモリ(wrong turn)」あらすじ
現場にいた若者集団と合流し、助けを呼ぶために民家を探すことになる。
GSで電話を借りるが壊れていて使えない。
とある民家を発見するが誰もおらず。
冷蔵庫の中に人間の臓器を発見。
帰ってきた住人3人は仲間のフランシーンの遺体を解体。
4人は息を殺してベッドの下に隠れ、家から逃走する。
4人に気付いた住民3人は、弓矢や斧で攻撃しながら4人を追い回す。
夜になり暗い森の中で死闘が続く。
次々と死んでいく仲間たち。
生き残ることができるのは誰なのか…
ホラー映画「クライモリ(wrong turn)」トレーラー&キャスト
【脚本】アラン・B・マッケルロイ
【キャスト】デズモンド・ハリントン、エリザ・ドゥシュク、エマニュエル・シュリーキー、ジェレミー・シスト他
ホラー映画「クライモリ(wrong turn)」ネタバレ感想
ネタバレを含みますのでご注意を。
個人的な作品の評価は……

★★★☆☆です。
殺されちゃうの?どうなっちゃうの?というのを楽しむ、どストレートなアメリカンカントリーホラーって感じの映画です。
僕のようなホラージャンキーになると、王道からちょっと外れた、意外性のある作品を期待しちゃうんですよね。
王道には王道の素晴らしさや魅力もあるので、ダメというワケじゃないんですけども。
元ネタは『サランドラ』
この映画を観たのは15年以上前だと思いますが、久々に観たので内容はほとんど覚えていませんでした。
タイトルはインパクトがあるし、関連作品が6作ほど出ているので印象には残っていましたが。
この映画、荒木飛呂彦先生のいう「田舎に行ったら襲われた」パターンの王道的なホラー映画です。
ジャンル的には「人間狩り」ともいえましょう。
この手の映画の始まりは『サランドラ』だといわれていますが、本作の中でも「サランドラって知ってるか?」というセリフが採用されており、オマージュしてますよアピールをしていましたね。
この手のホラー映画は広大な土地を持つアメリカならではの恐怖だと思うので、日本人が観ても遠い異世界での出来事のように感じてそこまで恐怖を感じないかもしれません。
日本は日本独自のジメジメして姿の見えない何かに恐怖する傾向があります。
ハッキリと映された造形の化け物に力ずくで襲われるという恐怖は海外ホラーらしくもありますね。

なに一人前のホラー博士気取ってんだよおまえ
クライモリの面白いところ
内容的には「ホラーあるある」も多用されていて、高いところ(なぜか森の中にある塔)に登り、敵に追い込まれるという、苦笑シーンもあります。
そんなところ登ったらそうなるだろ!と観ている側もわかっていて、どこか期待して観てしまっている部分もあるので、あえてそうゆう楽しみ方をすればいいのかもしれません。
しかしこの映画の面白いところはその後です。
塔に火をつけられ、焼死するか飛び降り自殺するかを選ばなくてはならない…というピンチに追い込まれてしまいます。
しかし主人公たちは諦めない。
なんと、塔の上から木に飛び降りて全員生還!笑
そして木から木へと猿のように移動しまくるという、なかなかありそうで無かった展開がみられます。
敵は一流のアーチャーなので、ビュンビュンと矢が飛んできます。
そんな中、足元が不安定な木の上を逃げ回ります。

こいつらメンタルの強さ尋常じゃねえ
スティーブン・キング絶賛!
この映画、ここがすごい!という特筆すべき点はないように思います。(個人的に)
しかし公開当時、ホラー界の大御所スティーブン・キングが大絶賛し、それを機に注目されることになったそうです。
ある意味、「持っている映画」ともいえます。
近年の日本では「カメラを止めるな」がそのパターンでしたね。
『クライモリ』リブート版(2021)トレーラーはこちら
ちなみに、冒頭でも書きましたが本作は2021年にリブート作品が公開されています。
オリジナル作品と比較して見比べるのもまた一興かな。
ホラー映画「クライモリ(wrong turn)」はアマゾンプライムビデオで視聴できます
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