映画「ヤクザと家族」ネタバレ感想★ケン坊と館ひろしの関係に心温まる

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ヤクザと家族 邦画

「ケン坊…家族になるか?」

 

映画「ヤクザと家族」をnetflixで視聴しました。

ただの暴力的なヤクザ映画ではなく、時代の変化によって人として何か大切なものも淘汰されいっているのではないだろうか…と、どこかしんみりとした気持ちにさせられる映画でした。

心に響いたな〜……。
家族とは…義理人情とは…いろいろと考えさせられましたよ。

 

以下、僕のゆる〜い感想と、世間の口コミなどをご紹介します。

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映画「ヤクザと家族」あらすじ

自暴自棄な生活を送る孤独な少年は、柴咲組の組長の命を救ったことからヤクザの世界に足を踏み入れる。だが、組の存続を巡る抗争の中で14年間服役した彼を待ち受けていたのは、変わり果てた組の姿だった。
(小説版「ヤクザと家族」より)

映画「ヤクザと家族」トレーラー&キャスト

映画『ヤクザと家族 The Family』予告篇
【監督】藤井道人
【脚本】藤井道人
【キャスト】綾野剛、舘ひろし、尾野真千子、北村有起哉、市原隼人、磯村勇斗、菅田俊、康すおん、二ノ宮隆太郎、駿河太郎、岩松了、豊原功補

映画「ヤクザと家族」ネタバレ感想

以下、ネタバレを含みますのでご注意を。

 

【作品評価★★★★☆】です!

ついこないだ映画館で上映されていたのに、もうNetflixで観れるの!?早っ!!と驚きつつすぐに視聴しました。

観る前はよくあるただの任侠映画かな〜なんて思っていたんですが…

それは大いなる勘違いだと気付かされました…!

 

ヤクザと家族_ケン坊

内容はおおまかに3部構成に分かれています。

  • 第一部、ヤクザになる前の自暴自棄な賢治少年のエピソード。
  • 第二部、ヤクザになった賢治が懲役くらうまでのエピソード。
  • 第三部、出所後の令和時代にカタギとして生きる賢治のエピソード。

ってところです。

覚醒剤が原因で実父を亡くした賢治が柴咲組組長(館ひろし)を親父と慕い、組長も賢治を息子のようにかわいがり、更にそんな賢治に憧れる下の人間がいて…

交差する人間関係に情が育まれていきます。

しかし時代と共にヤクザは社会的に生きにくくなり、昔ながらの義理人情ヤクザは淘汰されていく。

賢治は最後まで義理と人情を貫き、この世を去っていきます。

 

と、こうやって書くと賢治の生き様カッコイイ!と思うかもしれませんが、元反社という肩書きは消せず、自分と関わる人たちに多大な迷惑をかけてしまいます。

殺人事件で逮捕歴のある元ヤクザ・山本賢治と親交のある人間は、SNSなどですぐに情報が拡散され、務めている会社や学校に情報が筒抜けになってしまいます。その辺の悲劇っぷりはけっこうリアル。

 

ヤクザと家族_翼_磯村

芸能界でも反社と付き合いのある人は干されてしまうように、今の時代にヤクザとして生きていくのは無理ゲーに近いのかもしれません。

その結果、グレーゾーンにいる半グレという組織に属さない反社勢力が生まれたワケですが。

この映画でいうと、焼き肉屋の息子である翼くんがその位置付けになります。

 

羽振りの良いバブリーなヤクザ時代。

そしてヤクザには人権が与えてもらえない苦しい令和時代。

ヤクザ人生の光と闇がしっかりと描かれているので、ただの任侠映画ではないヒューマンドラマ作品に仕上がっています。

 

ポイントは「ケン坊」という愛称

ヤクザと家族_組長とケン坊

この作品を象徴するキーワードとして、僕は個人的に「ケン坊」という愛称なのではないかと考えます。

館ひろし演じる柴咲組組長は、少年時代からおっさんになった賢治を、本当の父親のように最後まで「ケン坊」と呼び続けます。

この愛称にどこか温かみを感じるんですよね。

 

ケン坊に話しかける組長と賢治の深い絆が、この映画のキモとなっています。

もし組長が「おい、賢治」と呼んでいたらちょっと印象も変わったんじゃないかな。

組長が死ぬ直前まで「ケン坊」と呼ぶからこそ、古き良き義理人情の世界とどこか冷淡な令和の時代との比較が強調されるのではないかなと。

ケン坊という愛称が一種のメタファーの役割をしていて、山本賢治ことケン坊は最後までケン坊を貫いた…みたいな。

最近は「ケン坊」なんて呼ばれ方されている子はあまりいないな〜。気のせいかな…
僕が子供のときは周囲にいましたが。

 

ラストは強引すぎる?

ヤクザと家族_ラスト

ひとつ気になったところ。

それはラストです。

 

(完全ネタバレになっていますのでご注意を。)

 

 

賢治は弟分の市原隼人に刃物で襲撃されて死亡します

確かに市原隼人は賢治によってカタギとして生きていた人生をメチャクチャにされてしまいます。

でもヤクザ前〜ヤクザ時代は賢治にめっちゃお世話になっていて、賢治を慕ってその世界に入った男です。

そんな男が、賢治のせいで嫁子供に逃げられ、仕事を失ったくらいで、人生の大半を捧げた兄貴分を刺し殺すか?と、殺害の動機に違和感を感じてしまいました。

確かに憎たらしく思うかもしれないけど、せめてわめきながら殴りつけるとか、その位が普通なんじゃないかな…なんて。

市原隼人が発狂していく様を描いてくれれば、多少は納得いったと思いますが。

 

不粋かもしれないけど作品をキレイに畳みたいがために、強引に賢治を刺し殺してしまった感があったなあと。ちょっと無理があったんじゃないかなあと。

まあ、あそこでケン坊が謝って笑って死ぬからイイんだけども…それはわかるんだけども!けども!あー!!

…どうでもいいけど、市原隼人の役名忘れてんじゃねーよ。

「ヤクザと家族」小説版

完全ノベライズ化された書籍も販売されています。

僕は未読ですが、映画版に忠実に作られた内容のようです!

作品世界に更にどっぷりと浸りたい人は是非読んでみましょう!

映画「ヤクザと家族」世間の口コミ・評価

世間の口コミを集めてみました!

自業自得って言ったらそのままなんだけどヤクザでしか生きられなかった男がまっとうに生きようとして過去のしがらみに苦しまされている姿はちょっと見てて辛ったな

自分と生きてる世界は違うけど
家族とは何か
とても考えさせられる映画でした。
観終わったあと心にずっしり残るものがありました。

任侠映画をちゃんと見たことがなく、その辺りの話は分からないがとても良かった。
綾野剛の作品の中で1番好きかもしれない。
映画の中の話であるが、とてもリアルに感じた。

前半良くて、あ、これ結構好きかもと思ったものの、後半はやや失速気味。というか、後半はただ辛い。こうなって欲しくない、と予想した未来がそのまま現実に起こる。堕ちていく姿は悲しい。

その昔、ヤクザ映画を観終わると男はみんな肩を怒らせて映画館から出てくると聞きました。
この作品はその逆です。
みんなきっと静謐な面持ちで家族の元に帰るのでしょう。

ないものを求めて家族になった者たちが、いずれ本当の家族を求める。本当の家族を持ったとて消せない過去と、消させまいとする社会。かつての家族の存在が、苦労と努力の末に築いた家族をこれ以上ないほどに追い詰める。
邦題ださいなあと思ってたけど、見終わったら率直にこれこそ真意な気もした。

すぐけんかするし、人殺すし
ヤクザに関して何一つ共感できなかったけど
なんだろうこのおもしろさは

最後の彼の微笑むシーンは自分と関わる者に殺されるということで解放される喜びなのか、悪魔のようにも思えた。

(filmarks.comより一部引用)

 

ザッと読んだところ、世間の評価もかなり高い印象を受けました。

館ひろしと綾野剛の関係性や、その演技力に感動した人が多いみたいです。

泣いた…という声も。

 

僕はウルッ…ときたけど、泣きはしなかったです!

んなこと聞いてねーよ

 

綾野剛主演といえば「日本で一番悪い奴ら」でしょう。

この映画も最高でした。

 

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